当社が保有する3つのコア技術を駆使して、お客様のニーズに最適な塗料を開発しています。
水性化/低VOC化
時代が求める環境対応に応える
「環境のシントー」として、当社は早くから塗料の水性化に取り組んでおり、有機溶剤の使用を低減して低VOC化を実現しています。あらゆる分野へ水系塗料、低VOC塗料を提供しており、高い防錆力を持つ水性の鉄部用さび止め塗料もラインアップしています。水性塗料の開発は、乳化重合時の各種原料の選択と配合が難しく、溶剤を少なくしても、性能が確保される樹脂組成の決定にもノウハウが必要です。当社は長年の経験に基づき、水性化/低VOC化技術を駆使しています。

樹脂開発
自社開発で最適な樹脂を創出する
塗料の性能を決定づける重要な要素が樹脂です。すなわち樹脂開発が塗料開発のキーポイントであり、当社がお客様のニーズに細やかに対応できるのは、原材料の中でも重要な樹脂をつくる技術力を有しているからです。このことにより、塗料設計の自由度が増し、配合変更などにもすばやく対応できるため、樹脂の自製化推進は必須の条件となっています。長年の実績とノウハウが、お客様から要求される塗料をスピーディーに設計、開発できる体制を支えています。

新機能開発
塗料に新たな機能を付与する
当社は「樹脂開発」と「水性化/低VOC化」を前提として、お客様が求められるさまざまな機能の付与に取り組んでいます。最近では、塗膜の硬質化や高耐久性、高耐候性付与、低汚染化、厚膜化といったテーマに挑み、お客様にご満足いただける塗料を開発しています。また、遮熱性の付与や、焼付温度を低くしても性能が確保される技術の開発を進めるなど、製品の付加価値を高めています。
